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安心の住まい選び!ホームインスペクションの床下調査の重要性

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不動産を購入する際、その建物が持つ潜在的な問題を事前に知ることは極めて重要です。
特に、見過ごされがちな床下の状態は、その後の住まいの快適性や安全性に直接影響を及ぼします。

ホームインスペクションの床下調査では、専門のインスペクターが基礎のひび割れ、水漏れ、シロアリによる蟻害など、目に見えない多くのリスクを明らかにします。

もしもあなたがこれから不動産を購入するなら、床下調査の重要性と、その結果がどのようにあなたの住まい選びに影響を与えるかを理解することが、後悔のない選択へと導く第一歩となるでしょう。


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目次

ホームインスペクションの概要

ホームインスペクション

ホームインスペクションは、不動産購入の前に行う建物診断の事を言います。
専門のインスペクターが、建物の状態を詳細に調査し、構造的な問題や隠れた瑕疵を発見することを目的としています。

この診断によって、将来的なリスクや修理が必要な箇所が明らかになり、買主はより安心して不動産を購入することができるのです




ホームインスペクションの床下調査

床下調査

 

ホームインスペクションにおける床下調査は、家全体の構造や基礎に直接関連しており、著しい劣化や施工時のミスなど、床下で不具合が見つかると高額な修繕費用が発生することがあります

床下で発見された不具合はリフォームの必要性等にも関わってくるので、購入前にホームインスペクションで床下の調査も行っておきましょう。


床下調査の主なチェックポイント

・構造的な問題がないか
基礎のひび割れは、地盤の不均一な沈下や水分の影響で発生することがあります
微小なひびでも時間が経つと拡大し、建物の構造に重大な影響を与える可能性があるため、早期発見が重要です。

また、木製の柱や梁が湿気やシロアリの被害により劣化すると、建物の安全性が低下します。
このような劣化を放置すると、最悪の場合、建物の倒壊につながる恐れもあります。

発見した場合は、速やかに補強や修理を行いましょう。

・湿度と水漏れの有無
結露や外部からの水の侵入が原因で床下の湿度が高くなる可能性があります。
長期間にわたる高湿度環境は、木材の腐食やカビの発生を促進し、建物の耐久性を低下させるほか、住宅の居住環境を悪化させることがあります。

また、床下の配管からの水漏れは、事例としても多く、木材の腐食やカビの原因となりますので、要チェックです。

・害虫による被害がないか
特に布基礎の場合に多いのが、シロアリによる蟻害です。
シロアリは建物の木材を食害し、その強度を低下させます。
床下を含む建物の隠れた部分に被害を及ぼすため、発見が遅れがちです。

・断熱材の状態確認
断熱材が不適切に設置されている場合や、損傷している場合、その効果は大幅に低下します。
これにより、冷暖房の効率が落ち、エネルギーコストの増大につながります。
断熱材の状態を定期的に確認し、快適な住環境を維持しましょう。

 



床下の調査方法

調査方法

・点検口からの目視

点検口から目視による基礎・小屋裏の断熱材・配管・ダクトの状況確認を行います。
ライトなどを使用して、点検口からのぞき込んで目視可能な範囲での調査になります。
主に木材の腐朽、シロアリの蟻害、水漏れの兆候、断熱材の状態などがチェックされます。

・床下進入検査
建物の床下に進入し、点検口からでは目視できない範囲まで調査します。
構造部材の状況や金物、配管設置状況(ダクト含む)、断熱材の施工状況、水シミ、不要残置物の有無等を調査します。

別途費用が発生する可能性がありますが、より詳細な調査を行える調査方法です。



床下調査ができないことも…

調査不可

ここまで床下のホームインスペクションの重要性をお伝えしてきましたが、全ての建物で床下の点検ができるというものでもありません
以下は床下の点検ができない例になります

・床下に潜る十分なスペースがない
物件によっては床下の高さが非常に低かったり、点検口が狭いなどの理由で床下進入ができない場合があります

同様に、配管等により床下への進入ができない場合は点検口からの目視可能な範囲での点検になります

・大型の家具が置かれている
居住中の物件等では床下点検口の上に容易に動かすことのできない家具が置かれていることがあります。
この場合、床下の調査は行われませんので、事前に移動させておくなどの準備が必要です。

・床下点検口がそもそもない
物件自体にそもそも床下点検口が設けられていないという物件もあります。
この場合は、床下の点検ができないのみならず、これまでも床下点検をしていない物件という可能性もありますので、中古住宅購入検討時などは床下の状態に不安が残ります。

過去の点検記録がないかを確認しましょう。
もしないようでしたら売主や建設会社に床下点検口を設ける事ができるか確認し、できないようであれば、購入の再検討も視野に入れましょう。



まとめ

床下の構造的な問題や水漏れ、害虫の存在は、表面上は見えにくいものの、発見された場合には大きなリスクとなり得ます

例えば、基礎のひび割れや水漏れは、時間が経過するにつれて建物全体の構造的な安全性を脅かす可能性があり、こうした問題を早期に特定することは非常に重要です。

しかし、床下調査は、点検口の大きさや内部の広さによって、実施が難しくなることがあり、物件によっては点検口自体がないこともあります。

これは不動産購入の決断をすることに影響を与えることも少なくありません。
このような状況に直面した場合、適切な対応策を検討し、時には購入の再検討を迫られることもあるでしょう。


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代表取締役社長
代表取締役社長松田 隆模

経歴

建築設計事務所にて中高層建築物を中心とした企画・設計・監理に従事。
2005年以降は不動産開発デベロッパーでマンションの企画開発を中心に、仕入・販売の活動を行う。
その後、確認検査機関にて営業戦略の策定、支店開設を行い、執行役員を経て検NET株式会社を立ち上げ、代表取締役就任。
一般社団法人全国住宅技術品質協会理事。

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